蓄電池購入に必要な3つのコスト

家庭用の蓄電池は導入に必要なコストが3つあります。本体費用、設置費用に電気系統の工事費用です。蓄電池の種類によって、また容量や設置業者によっても価格は変わってきます。順番に見ていきましょう。

蓄電池導入に必要な3つのコスト

蓄電池の導入には必要なコストが3つあります。それぞれ本体購入費用、設置費用、電気系統の工事費用です。

本体購入費用

蓄電池の本体購入費用はメーカーなどにより相場が上下しますが、特徴として、蓄電池の容量によって変動が大きくなります。5.0kWhから7.0kWhの蓄電容量であれば、90万円から160万円ほどが相場になるでしょう。これは大体、一般的な2人から4人家族用の蓄電池です。

価格の幅が広いのは、蓄電池が容量や機能により差があるためです。容量が大きい蓄電池なら費用は高くなります。一般的には、工事とセットで本体を購入する場合が多いでしょう。セットだと安くなることもあるため、利用したいところです。

また、必ずしも購入しなければならないわけではなく、レンタルができるタイプの蓄電池もあるため、購入したくない、まとまった費用をかけられないといった場合にはリース、レンタルを検討してみるのもよいでしょう。

設置費用

続いて設置費用です。設置費用はそのまま蓄電池を組み立てる費用になります。蓄電池を屋外に設置する際は、基礎をコンクリートで作る工事が必要になるため、その分、費用に上乗せすることになります。

電気系統の工事費用

最後は電気系統工事の費用になります。蓄電池と分電盤、パワーコンディショナの配線をつなげるなどの工事費用です。電気をためる、供給するには必要となります。

太陽光発電も一緒に導入する場合は、接続工事費用もかかります。

蓄電池の種類によって変わる本体価格

次に蓄電池の種類によっても本体の費用は変わります。鉛蓄電池やリチウムイオン蓄電池、NAS蓄電池、ニッケル水素電池とそれぞれ違いますので、順番に紹介していきます。

鉛蓄電池

鉛蓄電池は最も歴史のある蓄電池です。自動車のバッテリーやバックアップ電源などに使用されています。蓄電容量1kWhあたり5万円ほどとなっており、比較的控えめの価格になります。大型で電解液に希硫酸が使われている上に重量があるので、取り扱いには注意しましょう。

リチウムイオン蓄電池

次は、リチウムイオン蓄電池です。蓄電容量1kWhあたり20万円ほどで、比較的高い価格の蓄電池。ノートパソコンや携帯電話などのモバイル機器に使われているように、軽くて容量が大きい性質があります。

急速に充電、放電をおこなえば、本体が高温になってしまい発火の恐れもあるほか、電池が爆発することもあります。温度などの使用環境の整備は重要です。

NAS蓄電池

NAS蓄電池は、蓄電容量1kWhあたり4万円ほど。蓄電容量が大きく、比較的コンパクトなのですが、充放電時に300度以上の高温が必要になり危険性が強いため、産業用蓄電池や大型の施設のバックアップ用に使われています。

個人宅で使用する蓄電池ではありません。

ニッケル水素蓄電池

ニッケル水素電池はリチウムイオン電池と比較すると安い価格で、蓄電容量1kWhあたり10万円ほどとなっています。

リチウムイオン電池が出てくるまでは、デジタルカメラなどにも使われていた電池で安全性もありますが、大型で重量があります。また、高温環境などで電池温度が上がると劣化が早まる特徴も。メモリー効果があるので充電も少なくなりやすいきらいもあります。

蓄電池は種類によって価格が違う

蓄電池の費用の相場は本体費用に設置費用と電気工事費用がかかります。また、蓄電池の種類やその容量によっても費用が異なっており、蓄電池の役割や特徴によって相場も変動することがわかります。

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