蓄電池の導入を検討しているけれど、どのような蓄電池を選んだら良いのか悩んでいる方や、蓄電池購入のメリットなどを知りたい方に向けて、蓄電池の情報をまとめています。
また、蓄電池をお得に購入するポイントなども解説していますので、ぜひ参考にしてください。
最近では蓄電池を購入する人も増えてきていますが、実際のところ蓄電池の現状はどのような感じなのでしょうか。
蓄電池の価格の現状として、需要が高まっているから価格が安くなるかと言うと、そうではありません。
理由としては、まず蓄電池の原材料が不足していることが挙げられます。
蓄電池の心臓部分にあたるリチウムイオン電池をつくるのに必要なレアメタルは、現在でも手掘りでおこなわれており、大量生産が不可能です。
また、生産地も限られていることから生産性を上げることが難しく、需要に答えるのが難しいといった現状があります。
そのため、蓄電池の需要に伴って価格が下落するという可能性は、当分ないと捉えた方が良いでしょう。
蓄電池の価格の違いは、主に2つの要素から発生します。ここでは、蓄電池の価格の違いが出る要素について説明します。
まず一つ目は、蓄電容量のサイズです。蓄電量を表す単位は「kWh」ですが、この数値が大きければ大きいほど電池を多く蓄えることができ、蓄電量が多ければ多いほど値段が高くなる傾向があります。
蓄電量が多いと値段はその分高くなりますが、寿命も長くなるのが特徴です。
次に、蓄電池の種類です。家庭用の蓄電池では、全負荷型と特定負荷型の2種類が挙げられます。
全負荷型は、家庭の全電力を蓄電池に蓄える仕組みになっており、特定負荷型よりも容量が大きいものが多いことから、価格が高くなる傾向があります。
特定深型は、停電時にあらかじめ選択しておいた回路のみ、蓄電池から電力を使用するシステムになっています。
近年では、太陽光発電装備と蓄電池のパワーコンディショナを一体化させたハイブリット型や、トライブリット型と呼ばれる電気ロスを減らして太陽光発電装備と蓄電池と電気自動車を連携させるシステムがあります。
蓄電池を購入するメリットは、4種類挙げられます。近年蓄電池に注目が集まっている理由として、これらのメリットがあるからとされています。それぞれ詳しく紹介します。
1つ目は、太陽光発電の電気を貯めておけるといったメリットがあります。
卒FITした家庭では特に蓄電池の導入を検討する可能性があるとされ、蓄電池と太陽光発電をセットで導入する家庭が増えると言われています。
太陽光発電によって作られた電力を蓄電池に貯めておくことで、夜間や雨天時などは蓄電池に貯めておいた電力を使用することができ、電気を購入しなくて済みます。
2つ目は、蓄電池に電力を貯めておくことで、災害時や停電時にも蓄電池からの電力を使用することができます。
災害での停電は、復旧するまでに時間がかかる傾向があります。また、蓄電池があることで災害時に避難所に行く必要がなくなり、自宅で生活することも可能になります。
このことから、災害時の必要電力を供給できる設備として、蓄電池は心強い存在になります。
長期的な停電に備える場合は、晴れの日であればまた電力を貯めることができることから、太陽光発電と併用することをおすすめします。
日中太陽光発電によって蓄電池に貯まった電気を夜間や雨天時に使用することにより、電気を購入する必要がなくなることから、電気代の節約に繋がります。
このことから、太陽光発電と蓄電池を併用することにより、自家消費量を増やすことができ、節約効果が期待できます。
なお、オール電化を使用している家庭で夜間使用料が安くなるプランを契約している場合は、夜間に電気を購入して蓄電池に貯めておき、電気料金が高くなる昼間は蓄電池の電力を使用する形でも節約に繋がります。
ピークシフトとは、電力消費量のピーク時間を避けることを指します。
冬や夏は、冷房や暖房を使用する時間が重なることから、多くの電力を短時間に消費される傾向があります。ちなみに、7月〜9月における1日の電力消費量をみると、ピークは13:00〜16:00、年間だと19:00〜21:00とされています。
そのため、これらの時間帯を避けて電力を蓄え、ピークの時間帯は蓄電池に蓄えられた電力を使用することで、ピークシフトの貢献に繋がります。
決して安くない買い物となる蓄電池。どうせなら、お得に購入したいですよね。蓄電池をお得に購入するポイントとして、3つ紹介します。
蓄電池は実に幅広い種類があります。容量によって価格に差が出ることから、家族構成によって適した容量の蓄電池を選ぶようにしましょう。
例として、4人家族の平均的な電気使用量は一日18.5kWhとされています。ですが、各家庭のライフスタイルによって電気使用量は変動しますので、家族構成に適した容量の蓄電池を選びましょう。
近年では電気の消費量が多く、4人以上の家庭では夜間で10kWhを超える場合もあると言われています。そのため、容量が大きい蓄電池にすると安心でしょう。
目安としては、太陽光発電による発電量と使用量から余剰電力を算出し、災害時の蓄え分を含んだ容量を選ぶようにしましょう。
一般的に、容量が大きい蓄電池は価格も高くなる傾向がありますが、その分寿命が長くなるといったメリットがあり、その分買い替えの時期を伸ばせることから、長い目で見るとお得と言えます。
蓄電池は、自治体によって購入の際に補助金が出る場合があります。
補助金の額は規模や事業により異なりますが、数十万円の補助が出るケースがほとんどと言われています。
また、予算の上限に達すると募集を締切ってしまいますので、補助金を利用したい方は随時自治体のホームページを確認するようにしましょう。
補助金の申請が不安な場合、蓄電池の販売業者が詳しい場合がほとんどなので、ぜひ相談してみてください。
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